栗はマロンじゃない?カボチャの由来は・・!9月の豆知識4

マロンは英語じゃない?

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雑学って知っていると得した気になりませんか?ふとした時に誰かにしゃべりたくなります。

そんな人のために、秋の夜長には雑学!という事で、9月に知ってるとへぇ~となる雑学を集めました。

目次

栗は果物or野菜or木の実?いったいどれ?


栗はスーパーだと野菜コーナーに売られていますが、野菜は地面にできるものです。

ニンジンやほうれん草などは、地面に近い場所や地面の中にできますよね。栗は木にできる実なので、栗は野菜ではありません。

木にできる実ならば果物との意見もありますが、果物は調理しなくても甘味があるものです。

イチゴは地面近くにできますが、甘いので果物なのです。

そして栗はそのままでは食べれませんし、調理しないと甘くなりません。なので果物とも言えずです。

となれば栗は木の実となります。しかし、果物も木にでき、木の実と果物は明確には区別なしです。そのため、栗は果物の一部と結論付けれます。
ちなみに、農林水産省では栗は果物です。落葉樹になるので果物とされています。

ただ、果物は実を食べて種は食べません。栗は実が皮で、私達が食べるのは種の部分なのです。なんともややこしいのですが、栗は果物の一種とだけ言えます。

栗を英語でマロン?実は違います


栗を英語でマロンだと思っている人が多いのですが、実は栗は英語でchestnut(チェスナット)と言います。

ナッツの1種なのです。マロンはザリガニとの意味になってしまい、大きな間違いです。

なぜ栗をマロンと呼ぶのかというと、理由はフランス菓子のマロングラッセにあります。

マロングラッセはトチノキの実(フランス語でマロニエ)を使いますが、日本にマロングラッセが入ってきた時にトチノキがありませんでした。

そこで、マロングラッセにトチノキと似たマロンを使ったのです。だから栗=マロンとなったのでした。

かぼちゃの名前の由来はあの国名


かぼちゃの名前の由来はポルトガル語です。室町時代にポルトガル人が日本にやってきて、鉄砲やキリスト教を広めました。この時にかぼちゃも持ち込まれたのです。

かぼちゃはカンボジアを意味するCamboja(カンボジャ)が訛り、かぼちゃと呼ぶようになりました。

また、かぼちゃの方言で「ぼうぶら」や「ボーボラ」がありますが、これもポルトガル語でかぼちゃやウリ類を意味するアボボラが訛ったものです。

そして、現在で良く食べられているかぼちゃは明治時代にアメリカから伝わり、西洋かぼちゃと呼ぶようになりました。

食中毒が発生する季節


食中毒は夏が一番発生する季節だと考える人は多いのですが、実は秋が一番、食中毒が発生します。

理由は、秋になるとお祭りや運動会、遠足などの行事が増えて野外で食事をする機会が増えるからです。

それに加えて夏バテ中の体に菌が入り込み、食中毒になりやすくなります。

また、キノコ狩りなどで毒キノコを食べてしまう、きちんと処理していないフグを食べてしまうなども秋は増えますし、サンマを食べて食中毒になってしまうなどもあります。

食中毒にならないためには、調理器具をきちんと洗う、食材を低温で保存する、加熱して食べるなどで対策します。

菌を持ち込まない、増やさないと心掛けましょう。

月の模様は国によって違う


日本では月の模様をうさぎが餅つきをしている様子と言われますが、これは世界共通ではありません。

韓国と日本ではうさぎが餅つきをしていると言われますが、中国では不老不死の薬を挽くうさぎです。

また、中国ではヒキガエルやガマガエルとも言われています。

そして、南アメリカではロバやワニ、アラビア半島では吠えるライオン、東ヨーロッパや北アメリカでは髪の長い女性、ベトナムでは大きな木の下で休む男性と言われます。

さらにオランダでは悪事の報いで幽閉された男性との悲しい見え方になる事も(笑)

国によって見え方は様々ですよね。月を見たら、うさぎ以外に何に見えるか盛り上がると楽しいですよ。

「紅葉」と「黄葉」は似て非なるもの


紅葉は赤や黄色に葉が色づく事ですが、細かく言えば赤く染まる事を紅葉、黄色に染まる事を黄葉と言います。

ただ、一般的には赤でも黄色でも紅葉です。

緑の葉が黄色く染まるのは、日光が弱まると葉を緑にするクロロフィルが分解されるからです。

葉には黄色い成分のカロチノイドも含まれますが、クロロフィルの方が早く分解するのでカロチノイドが目立って葉が黄色になります。

そして、さらに日光が弱まるとカロチノイドが分解され、次に目立つのが赤いアントシアニンです。

葉の中に糖分が増えてアントシアニンができます。

葉が緑から黄色に変わるのはアントシアニンの合成をしないからで、黄色のまま散っていきます。

葉が黄色にならず、いきなり赤になるのは緑のクロロフィルと黄色のカロチノイドがほぼ同時に分解されてしまうからです。

葉の種類によって分解の仕方は変わるので、紅葉と黄葉と分けられるのです。

秋に知っているとへぇ~となる雑学でした!機会があれば、誰かに喋ってみて下さいね。物知りさんになれますよ。

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