夏休みの二大めんどくさい課題の1つが自由研究ではないでしょうか?(もう1つは読書感想文)何をテーマにすればいいんだっ!と悩みますが、何でも良いからこそ好きなものを選べ、楽しさもあります。
小学生の自由研究テーマの例
- 太陽の動きの観察 – 日の出と日の入りの時間を記録し、太陽の動きをグラフにする。
- 植物の成長の観察 – 種を植えて、毎日の成長を記録する。
- 虫の生態の観察 – 虫の生態や生活環境を調査する。
- 水の蒸発実験 – 水の量や蒸発速度を調べる。
- 天気と気温の関係 – 毎日の天気と気温を記録し、その関係を調べる。
- 手作りの風車 – 風の力を利用して風車を作成する。
- 星空の観察 – 星座や月の形を観察し、記録する。
- 日常の物の拡大観察 – ルーペや顕微鏡を使って、日常の物を拡大して観察する。
- 音の実験 – 音の高さや強さを変えて、その影響を調べる。
- リサイクルアート – 使わなくなった物を利用して、新しいアート作品を作成する。
これらのテーマは、小学生が自分の興味や好奇心に基づいて選び、実験や観察を行うのに適しています。どのテーマも、日常の材料や環境を利用して研究を進めることができます。
中学生の自由研究テーマの例
- 化学反応の実験 – 家庭で見つけることができる材料を使って、色々な化学反応を観察する。
- ロケットの打ち上げ – 炭酸ガスを使って、ペットボトルロケットを打ち上げる実験。
- 電気の実験 – 単純な電気回路を作成し、電流や電圧の関係を調べる。
- 生物の解剖 – 魚やカエルなどの小動物の解剖を行い、内部の構造を学ぶ。
- 天体観測 – 望遠鏡を使って、星や惑星を観察する。
- 気象の観察 – 気圧や湿度、風速などの気象データを収集し、天気の変化との関係を調べる。
- 物理の実験 – 落下する物体の速度や、摩擦の影響を調べる実験。
- 環境問題の調査 – 近くの川や海の水質を調査し、環境汚染の影響を調べる。
- 音響の実験 – 音の波形や周波数を測定し、音の特性を調べる。
- プログラミング – 簡単なプログラムを作成し、コンピュータの動作原理を学ぶ。
これらのテーマは、中学生が科学的な方法で実験や調査を行い、新しい知識や技術を習得するのに適しています。どのテーマも、日常の材料や環境を利用して研究を進めることができます。
自由研究とは一体何?何の意味があるの?
自由研究は、戦後の教科の1つでした。詰め込み式の教育ではなく、子供が自ら関心を持って取り組むための授業です。今では自由研究と言えば夏休みの課題の1つで、ときには大人(保護者)の手を借りて行います。
自由研究のテーマは生徒が自由に選ぶ学校もあれば、学校がいくつか用意して生徒が選ぶ、自由に選ばないで学校が指定したものを行うなどがあります。
自由研究は生徒が個々に考えてテーマを決め、そのテーマや問題に向かって自主的に解決する、ゴールで達成感を得るなどが目的です。つまり、自由研究の意味は自主性を養うためなのです。座学では身に付かない、発想力が身に付きます。
自由研究のテーマやアイデア~小学生編~
自由に自由研究のテーマを決めて良いなら、子供が好きな事からアイデアを練れば良しです。
〈工作編〉
・宝石石鹸作り
・掴める水作り
・光る泥だんご作り
・花や食べ物から色水を作る
・小麦粉で粘土作り
・スライム作り
・野菜の切り口でスタンプを作る
・チーズ作り
・空き箱で迷路作り
〈実験編〉
・打ち水で何度涼しくなるか
・食塩の結晶を取り出す
〈その他〉
・セミの脱け殻でセミの種類を調べる
・リサイクルマークを調べる
・魚や虫を図鑑で調べる
・クイズを作る
・工場見学に行く
ざっとネットで調べただけでも、こんなにもアイデアが出てきました!
工作編は本屋やショッピングセンターの子供用品コーナーでキットが売っているものもあり、学校で禁止されていないならキットを使うと成功しやすいです。
また、打ち水や生き物調べならコストを抑えられますし、工場見学は家族でお出掛けして楽しみながらできます。
小学生なら、自由に楽しいと思う事をやってみましょう。
自由研究のテーマやアイデア~中学生編~
中学生になると、自由研究は大人顔負けのテーマがたくさん出てきます。もう一人で何でもできる歳なので、積極的に外に出て研究ができます。
〈工作、実験編〉
・生ゴミから肥料を作る
・野菜のDNAを取り出す
・手作りマスクを作る
・弟や妹のためにおもちゃを作る
〈調べる編〉
・気温上昇と温暖化を調べる
・昔の生活から涼しく過ごすアイデアを練る
・名字や地名の由来を調べる
・ユニバーサルデザインを調べる、アイデアを練る
〈その他〉
・地域の高齢者に昔の地域の話を聞く
・昔のその地域の写真と今の地域の写真を比較する
・走った後などの脈拍の変化を知る
・ラーメンスープやそば打ち
・木材で棚作り
中学生の自由研究は小学生に比べると難易度が高い分、1日で終わらない研究もあります。
そして、ユニバーサルデザインや温暖化など社会的なテーマが多いです。
さらに、地域の高齢者から話を聞くなど、地域的な繋がりを大切にするのも良さそうです。
自由研究のテーマやアイデアは時に遊び心やくだらなさも必要!
自由研究のテーマやアイデアを調べていくと「こんなの調べてどうするの?」と思うものもあります。
例えば、食塩の結晶を作るとか、光る泥だんご作りです。大人からしたら作った後にどーするの?というものもありますが、作る過程や研究している時間が大切です。
例えば私は、小学校の自由研究で道路を走る車の数を数えた事があります。
トラック、バス、自転車、乗用車と区別してカウントしていました。親から見れば、なんてくだらないと思った事でしょう(笑)
なぜ自由研究にこんなテーマを選んだかというと、当時、私の家の前の道路が市内の幹線道路で車がたくさん走っていたからです。子供なので、なんでうちの前だけこんなにたくさん車が走るんだと疑問でした。
親からしたらくだらない理由ですが、私にとっては不思議だったので、これも興味がある事を調べていたという訳です。
また、自由研究に遊び心があるのも面白いです。
手作りマスクを作るなら、学校のエンブレムを刺繍で入れる、野菜の切り口でスタンプを作ったら先生に出す暑中見舞いにスタンプを押すなどは良さそうですよね。
また、空き箱迷路で行き止まりには怒ったママの写真が隠れてるなどクスッと笑えるアイデアでも良しです。
面白いな、こういうの取り入れてみたいなと思ったら、どうアイデアを盛り込むか考えてみましょう。
自由研究のテーマやアイデアまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事の要点やポイントをまとめますと下記のようになります!
- ・自由研究は子供の自主性を身に付ける意味がある
- ・小学生の自由研究は、子供が好きなものを遊びながらやる
- ・中学生の自由研究は大人顔負けで、社会に貢献するものが多い
- ・くだらないと思っても研究の絵画が大切
- ・遊び心を入れたら面白いしユニークになる
自由研究はめんどくさい課題ですが、自由なら好きなように研究しましょう。好きなものなら、楽しく研究ができて苦にはなりません。
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